神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2021年5月13日 エリアトップへ

横浜ガストロノミ協議会の理事長に就任した 飯笹 光男さん 西区在勤 57歳

公開:2021年5月13日

  • LINE
  • hatena

「食」は人を幸せにする

 ○…横浜を愛する”食のプロ”たちが集まる「横浜ガストロノミ協議会」。これまで食に関わるイベントや小学校で食育授業などを行ってきたが、コロナ禍で活動が一変した。この2月に理事長に就任し「今やるべきことは自分たちのお店を守ること」と前を向く。横浜を世界に通用するグルメ都市にすべく、後進の育成にも力を注ぐ。

 ◯…相模原市出身。「すごく食いしん坊だった」という小学校時代。コロッケが美味しい店にコッペパンを持参して挟んでもらうなど、食へのこだわりは人一倍だったという。「粉吹き芋の調理実習では、勝手に卵やソーセージを持っていってポテトサラダにしました。先生には怒られましたけどね」と笑う。小5の時、料理上手の祖母に作ったうどんを褒められ、料理を作ることの喜びに目覚めた。

 ◯…高校卒業後、当時テレビに出ていた料理人に憧れ、番組の監修をしていた大阪の辻調理師専門学校へ。フランス料理のシェフを目指したのは「真っ白なコック服を着ている姿がかっこよかったから」。卒業後は元町の「霧笛楼」に就職。フランスへの食べ歩き旅行を経て、伊勢佐木町で「エルミタージュ」を共同経営。2007年に”和フレンチ”をコンセプトにした「シェ・フルール横濱」を横浜西口にオープンした。

 ◯…子どもは3人、現在は妻と2人暮らし。家族のために家で料理を作ることも多いといい、バレンタインデーに娘とお菓子作りをした思い出も。「食べることって幸せになることの一つだと思う」。3月に医療従事者へ会員のシェフが作ったお弁当を1200食届けたのもそんな想いからだった。「皆さんの笑顔で逆にこちらが元気を貰えましたね」。食の力を改めて実感する毎日だ。

瀬谷区版の人物風土記最新6

横山 悟さん

「横浜隼人高校×ぽかぽかプラザ活性化プロジェクト」の取りまとめを担う

横山 悟さん

三ツ境在勤 62歳

3月28日

牟田 茂男さん

福島第一原発事故を題材に、絵本の原画展を開催している

牟田 茂男さん

旭区善部町在住 73歳

3月21日

石坂 幸子(こうこ)さん

創立40周年記念コンサートを開く、女声合唱団「せやあじさいコーラス」の代表を務める

石坂 幸子(こうこ)さん

阿久和南在住 86歳

3月14日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

下瀬谷在住 38歳

3月7日

阿久津 修さん

厚生労働大臣表彰を受けた瀬谷北部地区民生委員児童委員協議会の会長を務める

阿久津 修さん

上瀬谷町在住 73歳

2月29日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月22日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook