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3月28日
親子の広場の運営や育児の相談受付・情報発信などを担う「瀬谷区地域子育て支援拠点にこてらす」が、今年6月1日に10周年を迎える。夏井文子施設長は「これまでと変わらず区民と同じ目線で、産み育てやすい街の一端を担っていきたいです」と意気込む。
「産み育てやすい街」目指し
地域子育て支援拠点は、就学前の子どもとその保護者が無料で利用できる施設(要登録)。市内各区にあり、交流スペースの運営、育児相談や情報提供などを行うほか、地域で子育て支援に関わる人向けの講座なども開いている。
にこてらすは2011年6月1日、横浜市アレルギーセンター跡地にできた「せやまる・ふれあい館」(二ツ橋町469)の1階に開所。特定非営利活動法人さくらんぼ(三ツ境)が運営し、今年3月末までの延べ利用者数は1万人を超えている。
地域子育て支援拠点は各区でそれぞれ特色がある。にこてらすの大きな特徴というのが、ウッドデッキを備えた大きな「お庭」だ。どろんこ遊びができる砂場や土山などがあり、これだけの広さの庭は他区の拠点でも珍しいという。また、中国語やベトナム語を話せる外国人スタッフが働いており、日本語を話せない人が利用しやすい点も特徴の一つだ。
孤独を防ぐ
10年という節目に夏井施設長は「にこてらすは、地域のための施設。区民と一緒にありたいと考えてきましたし、これからも変わらず続けていきます」と利用者第一を強調する。
今後、より充実させていきたいというのがホームページなどを通じた情報発信だという。新型コロナウイルス感染症の拡大によって外出を控える人もいるなかで、これまでにオンライン形式のイベントなどを企画。この4月からは、「プレママオンラインおしゃべり会」を開催している。夏井施設長は「子育て中の人が孤独にならないように、より多くの人に情報を届けていければ」とさらなる発信に意欲を見せている。
周年作品展も
にこてらす(【電話】045・391・8316)は10周年に合わせて、HPに特設ページを立ち上げた。このページでは「ありが10(とう)作品展」と題して、区民などから「10」や「十」「ten」にちなんだ作品を募っている。ジャンルは水彩やクレヨン画、デジタル画、粘土、木工、編み物など自由で、サイズはA4。
希望者は名前・ペンネーム・素材や画材・タイトル・説明文(30文字以内)を明記して、明るい室内で撮影した作品画像を添付して、【メール】nico4
@nico-t.jpにメールする(締め切りは来年2月末)。応募作品は特設ページで随時紹介される予定。
広報担当の吉田直美さんは「アート展のような難しいものではありません。例えば、何かの物を並べて10を表現したりと、気軽に参加して下さい」と応募を呼びかけている。
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