阿久和向原第二公園(阿久和東1の4)の再整備工事がこのほど完了し、4月30日から公開された。
同公園は1987年12月に開園。敷地面積は8595平方メートルで、児童遊具や水飲み場、阿久和北部連合自治会が管理運営する「見守りの家」などが敷地内にある。瀬谷土木事務所によると、開園から30年以上経過し、トイレなどが老朽化していたことから公園全体の再整備に至ったという。
今回の工事では遊具や東側のスロープの更新に加え、広場の下に急激な雨水の流出を抑制する雨水貯留基盤を新設した。また、トイレの壁には昨年11月の阿久和北部見守り合いの集いで開催された絵のコンテストで選ばれたものと、改修前のトイレの壁に絵を描いた梶山美代子さん(阿久和西在住)の作品など21点が並んでいる。梶山さんは「前のトイレから縁があり、描かせていただいた。地域の皆さんに喜んでもらえたら」と語る。
同公園の愛護会によると、旧トイレの壁画をリニューアル後も活かしたい思いで取り入れたという。同会会員は「絵を導入したことで温かみのある地域のトイレとなった。これをきっかけに公園や地域に愛着を持ってほしい」と話した。
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