横浜隼人高校女子卓球部が、4月24日から開かれた関東高等学校卓球大会神奈川県予選に出場し、団体戦とダブルスで優勝した。団体戦は14大会連続で県予選を制覇。また、シングルスでも4選手が上位8位以内に入っており、6月4日から開催される関東大会優勝を目指し意欲を見せている。
トーナメント戦でベスト4を決定し、上位4位によるリーグ戦で優勝を決める同大会。団体戦は男女各上位4チーム、ダブルスは同上位1組、シングルスは上位男子9人女子8人が代表となる。
同部の岸昌宏顧問によると、今大会はこれまで以上に対戦相手の特徴などを分析し、戦略的に臨んだという。「コロナ禍での練習や大会は難しい面もあるが、目標に向かい頑張る選手を支えることに変わりはない」とコメントした。
チーム全員で優勝へ
トーナメント戦を勝ち抜き、上位リーグ戦では全3試合で圧勝した団体戦。部長でキャプテンの佐藤帆華(ほのか)選手(3年)はチーム全体で大会に向けてミーティングを重ねてきたと言い、「普段とは違う雰囲気の大会でしたが、一人ひとりが集中して1点を取ることができました」と振り返る。また、関東大会に向けては「緊張した場面でもチーム全員で乗り越えて優勝を目指します」と意気込んだ。
ダブルス戦では同部の3組が上位に進出し、佐藤選手・武山華子(かこ)選手(2年)が関東への切符を掴んだ。武山選手は「大会に参加できることは勿論ですが、佐藤先輩と組んで優勝できたのが一番嬉しいです」と笑顔を見せる。
コロナ前は声を出しながら練習をしていたというが、感染防止により声出しが出来ない状況に。岸顧問によると常に目標設定をし、達成するための行動を明確にして練習に取り組んできたという。武山選手は「自分たちにできることを信じ、昨年の先輩方の想いも背負いながら関東大会の優勝に向けて頑張ります」と誓った。
シングルスでは佐藤選手が準優勝、森口蒼生(あおい)選手(3年)が4位、武山選手と中村光選手(2年)が5位と6位になり、関東の出場権を獲得している。岸顧問は「関東大会は優勝を目指しつつ、良い流れで今後のインターハイなどに臨めれば」と話した。
また、22日にはシングルスとダブルスのインターハイ県予選があり、シングルスは武山選手が優勝、佐藤選手が3位、岡野結衣選手(1年)が5位に。ダブルスは佐藤・武山ペアが優勝、中村・遠藤凛選手(1年)が2位、森口・岡野ペアが3位となり、3選手3組がインターハイ出場を決めた。
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