瀬谷区内の郵便局が地元企業17社と瀬谷警察署と連携し、特殊詐欺防止を呼びかけるはがきを製作し、地域住民に配達する取り組みがこのほど開始した。8月11日に瀬谷郵便局で、特殊詐欺撲滅協賛はがき差出セレモニーが開かれ、郵便局や協賛企業の代表者ら、警察署関係者が出席した。
この活動は例年行われており、今年は1900枚のはがきが区内に配達された。はがきには特殊詐欺の注意喚起に加え、迷惑電話防止機能付き電話機の紹介などが明記されており、瀬谷郵便局局員によると同署からのアドバイスをもとに作成したという。
瀬谷郵便局の谷合美恵局長は「郵便局として地域に恩返しをするつもりで、瀬谷区の発展と防犯に励んでいきたい」とコメント。同署の村田秀之署長は「コロナ禍でイベントなどが困難な中、非対面式で特殊詐欺の注意喚起を各家庭に届けられることは大変有意義だと感じている」と話した。
「電話に出ないで」
同署の署員によると、電話による特殊詐欺被害が多いという。「留守番電話設定や迷惑電話防止機能付き電話を活用し、電話に出ないことが重要」と呼びかけている。
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