オンライン技術を用いた新しいスタイルの訓練「リモート型防災アトラクション ザ・リモート」が12月11日(土)午前10時から、瀬谷区在住・在学の小中学生とその保護者を対象に開かれる。瀬谷区役所の主催で、市内初の開催。自宅などで楽しみながら地震への備えを学んでもらいたい狙いだ。
同事業の運営は防災教育を推進する「防災Revo」((株)フラップゼロアルファ)と、防災商品の販売などを手がける(株)TOHMAS。もともとは「体感型 防災アトラクション」と題して体育館や音楽ホールなどで災害現場を再現し、制限時間内に脱出を目指すコンテンツが行われてきた。
新型コロナウイルスの感染拡大後に3密回避の観点で始まり、自宅などから参加できるようになった「リモート型」。焦りや混乱といった「体感型」の要素を継承した内容で、謎解きなどを通じて災害対応への理解を深める。また、区防災担当の職員によると、区独自の問題も盛り込まれているという。
コロナ禍でも備えを
コロナ禍で防災活動は大きな影響を受けており、今年の冬は15カ所ある地域防災拠点の訓練が全て中止に。現在は再開しつつあるが、関係者のみに絞ったりと、多くの人が参加できる状況ではないという。
職員はザ・リモートについて、「役立つ情報が満載なので、多くの人に参加して欲しい。そして、いざという時に家族や身の回りの人を守れるようになってもらえれば」と話している。
公演時間は約80分。定員100世帯(先着)。参加にはウェブサービスZoomを使用できるパソコン・タブレット、LINEが利用可能な携帯電話、安定したインターネット環境が必要となる。申し込みは右記二次元コードから。問い合わせは同担当【電話】045・367・5611。
瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|