4月1日付で瀬谷スポーツセンターの所長に就任した 藤沢 重利さん 南台在勤 52歳
スポーツを身近に
○…1999年から10年間にわたり、瀬谷スポーツセンターに勤務。当時も所長を務めていた時期があり、同センターは思い入れのある施設。着任後に顔なじみの利用者から「おかえり」と声を掛けられたそうで、「再会できて嬉しい」と顔をほころばせる。目指す施設像は、区民らが気軽に利用できること。「アットホームな雰囲気でお迎えしたい」
○…(公財)横浜市スポーツ協会の職員として、各区のセンターで働いてきた。今の道を志したのは、子ども時代の体験にある。小学校の授業で前転を披露したところ、教師から「悪い見本」と指摘されて体育嫌いに。その一方、中学校ではバスケットボールの上手さを褒められたことが嬉しくて体育好きになったという。「指導者の行動次第で、教わる側の気持ちが大きく変わる」と教職に関心を持つように。社会体育に携わる立場になった現在。利用者からの「気持ちよく動けた」「身体が軽くなった」といったダイレクトな反応が大きなやりがいに繋がっている。
○…戸塚区の生まれ。中学から続けていたバレーボールは20代で負ったけがの影響もあり、約5年前にプレーヤーとして引退した。今の息抜きはスポーツ観戦とニュースのはしご。野球やサッカー、バレー、相撲など幅広いジャンルを網羅する。「スポーツ番組ばっかり見ているので、家族から煙たがられている」と苦笑いを浮かべる。
○…「スポーツ実施率を高めたい」と運動の習慣化を目指す。そのためには身体を動かすきっかけが大切だとして、さまざまな教室を展開。コロナ禍で運動から遠ざかる人がいる点も課題の一つだ。オンラインレッスンなどを通じて、多くの人がスポーツに触れられる機会を創っていく。
参院選神奈川立候補予定者アンケ神奈川県選挙区の立候補予定者にアンケートを実施。回答を政治の村サイトで公開中 https://seijinomura.townnews.co.jp/election/2022/sangiin-q.html |
<PR>
2022年6月16日号
2018年10月11日号