開催に向けて意気込む十倉会長（右）と河村事務総長
旧上瀬谷通信施設（瀬谷区、旭区）で開催予定の国際園芸博覧会の準備と運営を担う（一社）２０２７年国際園芸博覧会協会（十倉雅和会長）が５月19日、臨時社員総会や理事会を東京商工会議所で開催。内閣府の地方創生推進事務局長などを歴任した河村正人氏が事務総長に選ばれた。
河村氏は就任記者会見で、地球規模の気候変動や新型コロナウイルスの感染拡大、世界情勢の不安定化といった国際課題を踏まえ、「時代の転換期に相応しい博覧会が開催できるよう必要な準備を着実に進めていく」と説明。自然と共に生きる重要性や、幅広い産業の活性化につながる自然と技術の融合などを世界に発信していくことに意欲を示した。
この日は同協会の事務次長も選ばれ、前横浜副市長の小林一美氏と、元農林水産省農村振興局長の佐藤速水氏がそれぞれ就任した。
同協会では今後、博覧会国際事務局（ＢＩＥ）への認定申請、基本計画の策定などを進める予定という。
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