積極的な環境活動を展開する団体や企業、学校を称える「第29回 横浜環境活動賞」の表彰式が6月10日に市庁舎で行われ、瀬谷西高校が児童・生徒・学生の部で大賞に輝いた。創立当初から海軍道路の清掃活動を行い、現在も植栽事業「フラワーロードプロジェクト」などに取り組んでいる点が評価されたもの。
環境保全や再生、創造に対する市民の関心を高めようという表彰制度。今回は「市民」「企業」「児童・生徒・学生」の3部門と、生物多様性特別賞で計13団体が選ばれている。
2023年度に瀬谷高校と再編・統合される瀬谷西高。最終学年の43期生(現3年生)は23年3月31日の”完校”に向けて、SDGs(持続可能な開発目標)を推進するプロジェクトを地域団体や企業などと連携しながら展開している。海軍道路を花で彩るフラワーロードプロジェクトを昨年11月と今年5月に実施したほか、生徒たちは動物愛護や食品ロス、資源循環などさまざまなテーマに分かれて学習を進めてきた。
受賞について瀬谷西高は「本校の教育活動にお力添えいただきました皆さまに感謝します。生徒の学びの成果を、瀬谷西のレガシーとして地域に継承し、恩返しができるよう最後まで取り組みを進めていきます」とコメントした。
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