瀬谷フェスティバル実行委員会(網代宗四郎委員長)が6月16日に区役所であり、10月に旧上瀬谷通信施設のはらっぱで開催されることが決まった。コロナ禍で過去2年は中止となっていたため、3年ぶり。跡地開発に伴う工事の状況によっては、はらっぱでの瀬谷フェスは今年が最後になる可能性もある。
現段階の事業計画案によると、今年の開催日は10月16日。区内団体が音楽やダンスなどを披露するステージイベント、各種団体や企業が飲食・物販・PR活動などを行う出店ブース、子ども向けのコーナーが揃うキッズエリアは例年通り予定されている。一般公募だったフリーマーケットは密集を避けるため、見合わせとなった。
会場中央の広い場所で新設されるのが、(仮称)ピクニックエリア。レジャーシートなどを敷いて食事や団らんするためのスペースだ。委員会では感染症対策として、会場で販売するレジャーシート(持ち込みも可能)などの活用を呼びかけて、来場者同士の距離を確保するよう促す考えだ。また、このエリアを囲むように出店ブースが設けられる予定。
はらっぱ会場は最後か
瀬谷フェスはコロナ禍で2020年から2年連続で中止。昨年は区役所周辺で代替イベントが企画されていたものの、感染拡大で現地開催は見送りとなり、関連動画の配信に留まった。
今年はまん延防止等重点措置などの解除によって人数制限が緩和されたことや、感染対策の費用が抑えられることなどから開催が決まった。懸念されていた跡地の工事の影響についても、はらっぱは今年度の対象範囲外となっている。一方で、来年度以降の開催は現時点では不透明という。
網代委員長は瀬谷フェスに向けて「3年ぶりの開催ということで、多くの皆さまが楽しみに待っていると追います」とコメント。また、新設されるピクニックエリアについては「広いはらっぱで、ご家族やグループの食事と団らんを思い切り楽しんでもらえれば」と話している。
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