神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2022年6月30日 エリアトップへ

長屋門公園 囲炉裏端で座談会  開園当時を懐かしむ

社会

公開:2022年6月30日

  • LINE
  • hatena

 開園30周年を迎える長屋門公園で6月25日、座談会「設計の眼・記録の眼・そして〜ここから、時代は動いた〜」が行われた=写真。

 座談会は開園時に移築された母屋の囲炉裏端で行われ、パネラーは移築に携わった稲葉和也(元東海大助教授・建築史、元横浜市文化財保護審議会委員)、永井真知雄(建築家)、日向寺太郎(映画監督)、奥村玄(同園運営委員)の4氏。

 稲葉氏は「建築物は人に使われて生きるもの。この母屋は四季折々の催しやイベントに使われ、丁寧に扱われているのが分かる」と母屋の存在意義を話し、管理者らの労をねぎらった。永井氏は「入口が高いのは馬に乗って出入りした生活を表している」と母屋の特徴を紹介した。

 座談会では母屋移築を記録した映画「ムカシが来た」(松川八洲雄監督)の上映も行われ、当時助監督だった日向寺氏は「冒頭からチョウが登場。松川監督は文化財やそれを支える職人たちの未来をゆらゆら不安定に飛ぶチョウの姿と重ねたのでは」と当時を振り返った。市の委託を受け開園事業に携わった奥村氏は周辺住民の公園に対する熱い思いを知り、「記録に残さなくては」と記録映画を企画。「とても素晴らしい作品ができたがプロジューサーとしてお金集めが大変だった」と撮影のために奔走した当時を話した。

 移築時に地元の小中学生を集めて土壁塗りも行われ、座談会には当時9歳だった小野久美子さんも参加。「部分的に覚えているが、泥とワラを混ぜるために踏んだ足の裏の感覚は今でも残っている。あの壁は私が塗ったと今でも誇らしい感じがする」と話し、今でも子どもたちを連れ同園に遊びに来るという。

 来場者らも当時の思い出を交互に話し、昔を懐かしんでいた。

瀬谷区役所から防災・減災に関するお知らせ

自宅が安全ならお家で避難が有効。自宅の安全を確保し、備蓄品を準備しましょう。下記動画もチェック。

https://www.city.yokohama.lg.jp/seya/kurashi/bosai_bohan/saigai/t20230904115015761.html

<PR>

瀬谷区版のローカルニュース最新6

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

平時から災害時までサポート

平時から災害時までサポート

横浜市が避難ナビ

3月28日

利用促進へ官民学が連携

阿久和団地ぽかぽかプラザ

利用促進へ官民学が連携

広報ツールやイベントで

3月28日

義援金を受付

能登半島地震

義援金を受付

赤十字社が12月まで

3月28日

災害に強い地域を目指して

災害に強い地域を目指して

植木区長と網代会長が対談

3月28日

4月から「瀬谷区版」は「旭区・瀬谷区版」となります

【Web限定記事】タウンニュース社からのお知らせ

4月から「瀬谷区版」は「旭区・瀬谷区版」となります

3月28日

全国展開だから安心査定

ただいま査定額40%アップ実施中です。

https://www.otakaraya-shop.jp/akuwa/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook