県営細谷戸ハイツの再整備跡地で工事が進められていた「瀬谷みはらし公園」が4月1日に開園した。多目的広場は少年サッカーの試合を行うことができ、区内児童のプレー環境の向上が期待される。8日(日)の完成記念式典に合わせ、瀬谷区サッカー協会主催の大会も開かれる。
8日に完成記念大会も
瀬谷みはらし公園(瀬谷町4131の20)の面積は約1・4ヘクタール。遊具や健康器具を備えた広場、500mのジョギングコースがある。園名の由来となった築山「みはらしの丘」からは、快晴時に富士山を見られるという。
多目的広場の広さは長さ80m、幅50m。日本サッカー協会が12歳以下のカテゴリーで推進する8人制の試合を開催できる。ゴールも備えており、周囲には防球ネットも設けられた。サッカー以外のスポーツやレクリエーションにも利用でき、管理運営委員会に申請すれば貸切も可能だという。
「子どもの上達に」
同協会によると、区内では少年サッカー6チームが活動。小学校や、瀬谷区と隣接する神明台スポーツ施設(泉区新橋町)などで練習している。小学校は、野球やソフトボールチームなどが利用することもあり、練習時間が限られているという。
区内にはサッカー場が無く、本郷公園に大人用のグラウンドを造る計画があったものの中止に。同協会では3年ほど前、行政に対して建設を要望していた。今回の多目的広場整備について、事務局長の正木英一さんは「子どもたちの上達につながると思います」と期待を寄せる。
同園の完成記念式典は8日午前10時から開催。公園愛護会や地域住民、森秀毅瀬谷区長など関係者が出席し、テープカットや記念植樹が予定されている。サッカー大会は式典終了後に行う。
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