大阪府で3月28日(月)に開幕する第17回日本リトルシニア野球全国選抜大会に、中学硬式野球チームの横浜泉シニアが出場する。泉シニアは昨秋の南関東支部秋季大会で優勝するなど、好成績を残したことが評価された。
全国から選ばれた48チームが集結し、舞洲ベースボールスタジアムほかを舞台に、4月2日までトーナメント戦を行う。
2年ぶり2回目の出場となる泉シニアの初戦は埼玉・加須戦(28日・万博)。これに勝つと青森山田戦(29日・寝屋川)となる。中高一貫校である青森山田は、高校が甲子園に出場するほどの強豪校で、泉シニアでは同チームとの戦いが最初の山とみている。
元来、守備力が良い泉シニアだが、現チームは攻撃力や足の速さも加わり、薬(み)袋(ない)翔吾主将(いずみ野中2)を中心に「バランスが良くトータル的にレベルが高い。子どもだけでなく親を含め、まとまりが良い」と福崎幸夫事務局長は分析する。
チームを指揮して7年目の神崎博監督は「2年前は初戦で負けた。今回はベスト4を目指し、一つでも多く勝ちたい。三拍子揃った選手が多く、期待している」と抱負を話す。
1976年創部の同シニアのモットーは「基本に忠実な野球・肉体と精神の健全な成長」。泉区や戸塚区、藤沢市などの選手が所属する。ここ数年は4年連続で全国大会出場など、力をつけているため、入部希望者が多く、新年度の所属選手は90人を予定している。
今春の選抜高校野球に出場する東海大相模高校のショート、橋本拓磨選手(背番号6・2年)も泉シニアOB。他にもOBには県内の私立高校で主将を務める選手が4人いる。
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