横浜市会議員ふもと理恵の「あすの泉区を想う」【6】 市政報告 不育症を知ってください
▼「不育症」って?
みなさん「不育症」ってご存知ですか?一般的には2回連続して流産、もしくは1回でも妊娠22週以降の死産や生後1週間以内の新生児死亡があった場合を不育症と診断し、原因を探ります。また、一人目を正常に分娩しても二人目、三人目が続けて流産や死産になった場合は続発性不育症といいます。まだまだ認知度の低い「病気」です。
▼現状と課題
神奈川県で不育症で悩む女性の数は約3万人といわれています。病気なので適切な治療を受ければ約80%の方が出産することができるそうです。しかし、認知度が低いために、これまで繰り返しの不幸な体験で心身ともに大きなダメージを背負って自分を責め続け、検査を受けることもない方がおられます。また、不育症の検査や治療には保険が適用されず、出産までには通常の妊娠の2倍以上の費用が必要で、そのため赤ちゃんをあきらめる人もいます。
▼不育症そだってねっと
これまで「不育症そだってねっと〜不育症に公的支援を求める会〜」のみなさんから学ばせてもらいました。すでに不育症治療に対する助成を行っている自治体もありますが、まずは不育症という病気の周知をしっかり行い、相談窓口の設置や経済的支援に向けて取り組んでいきたいです。
■健康福祉局・病院経営常任委員会 ■横浜まちづくり特別委員会副委員長
【電話】・【FAX】801・8739
【URL】fumotorie.com
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