2度目の全日本へ 横浜全戸塚ヤングパワーズ
中学生硬式野球チーム「横浜全戸塚ヤングパワーズ」(山崎正直監督)=写真=が、10月23日と30日に開催された「全日本ヤングリーグ西関東支部新人戦」で準優勝し、同チーム2度目となる全日本出場を決めた。
新人戦では横浜ヤング侍に8対0、横浜旭ベースボールクラブに10対1と圧勝。勢いをつけて決勝に臨んだものの、強豪・相模原ベースボールクラブに3対7と敗退した。「相模原はとにかく打つチーム。決勝では打ち負けた。ワンチャンスを得点につなげる決定力が課題」と、ヘッドコーチの黒川敦司さんは話す。
今年度は、3年生1人、2年生17人、1年生10人というメンバー構成。現在の2年生は昨年、1年生ながら数多くの試合に出場し、負け続けてきた。その苦い経験の中で試合慣れしたことが、今となっては最大の強みだ。
創部6年目。「野球を通した人間教育」を主眼に、文武両道のチームづくりに励んでいる。目下の課題はピッチャーの育成と全体的な体力アップ。冬場は基礎に徹したトレーニングで、スタミナを強化する方針という。
全日本大会は来春3月24日(土)から26日(月)まで岡山県で開催される。主将の太田達也くん(戸塚・秋葉中2年)は「日ごろから指導して下さる監督、コーチ、両親に感謝しています。野球ができる喜びを大事にし、応援して下さる方に感動を与えるプレーを心がけ、全国でまず1勝を目指します」と意気込みを話した。
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