泉区版 掲載号:2012年1月5日号
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聴覚障がい(Deaf)ママの会の代表を務める 松本茉莉(まつり)さん 新橋町在住 30歳

「通じ合える喜びは大きい」

 ○…子育て中の悩みや相談があっても、耳が聴こえないため同じ世代の子どもをもつ母親と話し合うことが難しい。引きこもりや孤独育児になることもある聴覚障がいをもつ親子同士の交流や学びの場にと、通称デフママの会が昨年11月、発足した。地域の子育て親子の交流を育むAsMama(アズママ)と遠隔手話通訳に取り組むShuR(シュアール)により誕生した会だ。

 ○…昨年12月、都筑区の親子カフェBabyBarに4組のデフママ親子らが集い、日頃の悩み相談や情報交換等を行った。デフママの多くがコミュニケーションに悩み、近所や地域との付き合いが浅くなっていること、デフママ同士が集まる場を求めていることなどがわかった。「1時間半と短かったが、悩みの共有、共感ができてホッとした。私だけではなかったという思いが大きい」と振り返る。今後も定期的に集まる予定で、次回は同カフェで1月15日(日)に予定している。

 ○…生まれながらの聴覚障がいをもち、相手の口の動きを見ながら会話する。証券会社の一般事務としてフルタイム働きながら、4歳と1歳の健聴の2男児を育てる。「仕事と子育ては気持ちの切り替えになり、メリハリがある。男の子はわんぱくで大変だけど」。子どもとの肌と肌の触れ合いもコミュニケーションの一つと考え、ベビーマッサージやキッズマッサージの資格を取った。「聴こえないからこそタッチングで我が子と通じ合える喜びは大きい」と話し、デフママ仲間にも伝えている。

 ○…デフママに限らず、日頃がんばっているママへのサポートができればと考える。デフママ親子学級もそうだが、ワーキングマザーの一人として女性がふっと息が抜けるようなサロンができればと願う。そして、障がいの有無(ママだけでなく障がいをもつ子どもを育てる母親も含む)に関係なく、誰もが子育てで孤独にならなくて済むような社会を望んでいる。
 

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