いずみ安全・安心フェアに登場した県警「絆」大使、振り込まセンジャー。得意技「Ｆ」を披露した
泉区で昨年発生した振り込め詐欺は15件で、３年ぶりに件数が増加した。区内では２００８年の44件をピークに、２００９年と２０１０年は11件に減ったが、昨年は４件増に。被害総額は約３９５８万円だった。
区内では今年、２月12日現在で同詐欺被害は発生していないが、横浜銀行緑園都市支店（堀田貴子支店長）で１月11日、メモを見ながら高額を振り込もうとする70歳代女性に行員が声かけして防ぐなど、未遂事件も後を絶たない。
神奈川県内で昨年発生した同詐欺は８４６件、被害総額は約19億２６００万円。特に、オレオレ詐欺が８１２件、約18億４３００万円と大半を占めた。架空請求や融資保証金、還付金等による詐欺では約８２００万円の被害が発生した。
安全・安心フェア
同詐欺など防犯や交通安全を区民に周知しようと、泉区連合自治会町内会長会ほかによる「いずみ安全・安心フェア」が２月４日、イトーヨーカドー立場店１階で開催された。
子ども防犯教室や交通安全人形劇、自転車ルールの寸劇、パトカー、白バイ展示などが行われ、同詐欺防止を呼びかける寸劇では県警「絆」大使、振り込まセンジャーが横浜市西部地区に初登場した。
同フェアは２月26日（日）も泉区役所区民ホールで正午から午後３時に開催する。
防犯グッズ展示や子ども防犯教室、自転車・ドライビングシミュレーター、車両展示、クイズコーナー、横浜緑園総合高校生徒による交通安全寸劇などが予定されているが、振り込まセンジャーは登場しない。
未然に防いだ横浜銀行緑園都市支店に感謝状を贈呈
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