泉区版 掲載号:2012年3月29日号
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春の彼岸に供養 宝心寺の和泉廻化地蔵

文化

祭文を読むとともに、地蔵のいわれなどについて話す丸地住職
祭文を読むとともに、地蔵のいわれなどについて話す丸地住職

 相鉄・ゆめが丘駅近くの浄土宗宝心寺(和泉山松雲院・丸地良信住職)で3月17日、和泉廻化(かいか)地蔵の供養が行われ、地域の檀家らが訪れた。

 「安産子育諸願成就」の木像で金塗りの地蔵は、伊勢原・三ノ宮にある保国寺で百体つくられ、百ヵ村に配られた中の一つ。丸地住職によると、配られた地蔵は県内28ヵ所で所在が確認されている。

 赤ん坊を抱いて蓮華台に座った宝心寺の地蔵は漆塗りの厨子に安置され、背負い式のお堂に収められた。かつて、春と秋の彼岸に三家から下和泉までの和泉町全域の各戸を、休むことなく一晩泊まりを原則に廻されていたが、住民の増加とともに地蔵を廻すことが困難になり、1971年秋をもって取り止めとなった。

 翌年春、境内の岩舟地蔵尊のお堂建替時に並べて安置された地蔵は、春の彼岸に賑やかに供養され、現在に至る。

 供養に訪れた人は「俺も背負った。重いんだよう」と、懐かしそうに見入っていた。
 

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