泉区版 掲載号:2012年5月31日号
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泉消防署の第12代署長に就任した 林 久人さん 鶴見区在住 51歳

士気ある職場に

 ○…消防署勤務は8年ぶりで、久しぶりの最前線。消防士として採用後、現場での活動や本部特別査察隊長、消防署予防課長、消防学校教育課、消防庁消防大学校(東京・調布)へ派遣、指令課長、警防課長等を歴任してきた。多岐にわたる経験から、市民の期待や要望、仕事の多様さを実感しており、4月の署長着任時、変わらないモットーである「士気ある職場」をつくりたいと職員に伝えた。

 ○…2002サッカーW杯で横浜国際総合競技場(現日産スタジアム)警戒隊長、九州沖縄サミットや横浜APEC首脳会議等、国を挙げてのイベントに携わった。いずれも失敗が許されない、何もなくて当たり前というプレッシャーはあったが「国家行事に尽力でき、振り返ると楽しかった」と苦にしない。W杯決勝戦では270万羽の折り鶴が屋根から舞い降りてくるのを見てジーンとした。

 ○…消防大学校では助教授として、国を背負う幹部候補を指導。学生は全国から集まり、北海道から沖縄まで消防職員とのつながりができた。昨年の3・11東日本大震災後、記録集の編集委員として東北へ。宮古、釜石、仙台、松島に出向き、職員殉職の同僚から「本当につらい思いをしている」、「自宅より消防活動を優先している」といった生の声を聞き、惨状を目の当たりにした。今でも記録集を読むと涙が出るという。

 ○…小学2年生からボーイスカウトに入り、大学時代はリーダーとして小学生の活動を担当。キャンプや登山、奉仕活動などを通じ、人との接し方や縦割り社会の中での共同生活、チームワークを肌で感じてきた。大学卒業後の3年間、住宅関連会社に就職するも、根底には奉仕精神や人のために働くという考えが養われていた。大学の後輩から「向いているから」と渡された消防職員の募集案内を見て心が動き「天職」に転職した。その気持ちは今も変わらず、署長としての任務を全うしていく。
 

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