泉区版 掲載号:2012年6月14日号
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NPO法人ハッピーライフ理事長として被災地支援に奔走する 内藤 秀夫さん 新橋町在住 41歳

光と笑いの伝道師

 ○…東日本大震災の津波で街灯が流された宮城県の被災地に、ソーラー式街灯を設置する活動を進めている。今年1月、相模原市の企業が南三陸町に街灯3基を寄贈した際、パイプ役となった。ソーラー式はコスト面などのマイナスがあるが、電気料金が発生せず、移設が容易と考える。「被災地に街灯関連工場を設置すれば被災者の雇用確保や生活再建につながり、ソーラー式の市場が拡大すれば全国、世界に希望の光が届けられる」と夢は広がる。

 ○…高齢者や障害者の移送サービス等を行うNPOハッピーライフを昨年泉区で立ち上げた直後、震災が発生。「被災地の役に立ちたい」と石巻に飛んだ。津波被害の惨状を目の当たりにしつつ、看護師や保健師の被災者状況確認に協力。介護人材の派遣や入浴車両の提供、ボランティアの宿泊拠点づくりなどにも尽力し、被災地のグループホーム関係者らとNPOを立ち上げ、副理事長として週3日は仙台に滞在した。

 ○…「どうしたら社会が動くのか」という考えが根本にある。明治学院大学でリーダー論やコミュニケーション論などを専攻し、卒業後は経済、商法、民法、社会保険労務士、福祉などを学んだ。被災地では多種多彩な長所を持った人を引き合わせ復興に向けたコーディネーター育成に努めているが、人を引き付ける術に長けているのは、そんな経験が生きている。

 ○…人と人の壁を取り払うためには笑いが重要と考え、インド発祥のただ笑うだけのエクササイズ、ラフターヨガを体験。「作り笑いでも続けていると本当に楽しくなってくる。笑うことは元気につながる」と、ハッピーライフの拠点を栄区に移した頃から「ただ送迎するのではなく笑顔も届ける」ことを意識している。宮城への往復は100回を超えた。生活基盤回復や福祉環境改善等、復興支援のため、そして被災地に光と笑いを届けるため、今後も月2回は訪れるつもりだ。
 

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