泉区版 掲載号:2012年8月30日号
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地域の見守りが奏功 消防署長が2人に感謝状

社会

左から齊藤会長、林署長、小山さん
左から齊藤会長、林署長、小山さん

 住宅内で動けなくなった高齢者の生命を救ったとして、泉消防署は8月22日、湘南ヤクルト販売中田センター販売員の小山みゆきさんと上飯田団地第10自治会の齊藤温三(はるみ)会長に感謝状を贈った。

 小山さんは7月10日の午前10時頃、白百合の住宅に6日に配達した品物がそのままで、新聞もポストにたまっていたことを不審に思い、玄関前で声をかけたところ、いつもはハキハキと答える女性の声に元気がなく、受け答えも不自然だったため、地域担当の民生委員に連絡。その後、民生委員と地域ケアプラザ職員がトイレで倒れていた70歳代女性を発見した。

 連合自治会町内会、区、警察と同社ほか28団体・事業所は防犯対策の支援・協力に関する協定を結んでおり、小山さんも雨戸の状態や新聞の有無等を心がけていたことが功を奏した。

 齊藤会長は7月29日の午前9時30分頃、一人暮らしの高齢者住宅などを見回り中、3日前から洗濯物が出ていなく、窓のカーテンの状況が変わっていない住宅の状況を不審に思って声をかけると、「起きられない」旨の返事があったため、地域ケアプラザに応援を要請。隣人の協力を得てベランダから侵入し、ダイニングで倒れていた70歳代男性を発見した。

 高齢者や一人暮らし世帯が多い同団地では、地域見守りモデル事業が3年前から行われている。齊藤会長はほぼ毎日見守りを行っており、日頃の活動が今回の早期発見につながった。

 林久人泉消防署長は、見守る人の気づきや思いやりの心、民生委員や地域ケアプラザとの連携を評価するとともに「一人暮らしの高齢者が7月の猛暑のなか自宅で倒れ、数日間動けず不安な思いをされたと思う。この発見、通報がなければ命にもかかわる事態になっていた」と、2人の行動を称賛し、敬意を表した。
 

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