衆院選5区 4人が出馬へ 他党も擁立か
衆議院の解散・総選挙が12月4日公示、16日投票で決まり、神奈川5区(戸塚区・泉区・瀬谷区)では前職と元職、新人の4人が出馬する意向を示している。
11月19日起稿
民主党は野田内閣で衆議院内閣委員長や法務大臣等を務めた田中慶秋氏(74)が7期目を目指す。同政権による歳出カットや社会保障・税の一体改革、予算の組み替えによる財源捻出等の実績を主張し、政策中心の議論の必要性を訴える。
自民党は元職の坂井学氏(47)が再選を目指す。公約や奇抜な政策ではなく政治を機能させること、専門的かつ的確な立案で政策を実現することなどを主張し、生活が変わったという実感によって初めて閉塞感が打破されると訴える。
共産党は党国政対策委員長の横山征吾氏(41)を擁立。即時原発ゼロ、再生可能エネルギーへの転換、消費増税中止、ムダを削減し富裕層と大企業に応分を負担、正規雇用と賃上げなどを主張。過去の横浜市議補選で落選している。
みんなの党は旧労働省出身で田中美絵子前衆議院議員政策秘書の池田東一郎氏(51)を擁立。公務員人件費削減など増税前の歳出抑制、経済成長戦略遂行、脱原発依存等を主張。96年衆院選(神奈川15区)と99年茅ケ崎市長選で落選している。
動向が注目される日本維新の会など、他党からの擁立も考えられる。立候補者数は12月4日の公示日に確定する。
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