「あすの泉区を想う」【10】 市政報告 風しん流行中、予防接種を!
現在流行中の風しんは、過去5年間で最も多かった昨年を上回るペースで流行拡大中です。橫浜市内でもすでに昨年の報告数113例を上回る159例(今年3月末時点)が報告されており、患者の84・3%が30〜40歳代の男性です。
この年代は予防接種法の改正前で、昭和54年4月2日から平成7年4月1日生まれの男女は接種率が低く、昭和54年4月1日以前に生まれた男性は子どもの頃に定期接種のチャンスがなかったことが影響していると思われます。
妊婦、特に妊娠初期の女性が風しんにかかると、赤ちゃんが白内障、先天性心疾患、難聴など主な症状とする「先天性風しん症候群」にかかってしまうことがあります。
横浜市は風しんの流行拡大と先天性風しん症候群の発生を防止するための緊急対策として、4月22日から9月30日までの期間で、麻しん風しん混合(MR)ワクチン1回分の一部助成を実施することとしました(自己負担は3000円)。対象者は、19歳以上の横浜市民で妊娠を予定している女性と妊娠している女性の夫(相手)です。しかし、男性の接種助成の対象をもう少し広げなければ効果が薄いと考えます。社会全体の流行拡大を防ぐためにも、積極的な接種をお勧めします。
不明な点は市のワクチン相談窓口【電話】045・671・4183へ。
■横浜市会議員ふもと理恵
【電話】・【FAX】801・8739
【URL】http://fumotorie.com
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