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泉区版 公開:2013年8月1日 エリアトップへ

手足口病が泉区で増加 定点あたりで市内最多

社会

公開:2013年8月1日

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 全国的に「手足口病」の患者が増加傾向で、泉区は市内で最も高いレベルにある。横浜市によると、泉区の患者数は7月21日現在、定点あたり22・00人。前週の26・25人から減ったが、依然として国が警報レベルと定める定点あたり5人以上を大幅に超えている。

 手足口病は1歳前後の乳幼児に多く見られる症状で、発熱と食欲不振で始まり、のどの痛み、手のひらや足の裏などに発疹ができる。今年は発疹が大きく、例年より体の広範囲に発症する傾向が見られる。

 市が7月25日に発表した発生報告状況によると、21日までの直近5週間における市内患者の年齢別割合は、1歳が31・5%と最も多く、2歳が20・5%、3歳が11・9%と続き、20歳以上の患者もみられた。

 主に患者ののどや鼻の分泌物、便のなかのウイルスが、周囲の人の手などによって口や鼻のなかに運ばれて感染するケースが多いため、「よく手を洗うこと」「患者の便には触らない」などが予防策となる。

 市内の感染病を分析している横浜市衛生研究所は「大流行した2011年と同じぐらいの増加を見せている。8月の終わりごろまで流行が続くのでは」とみている。

 1歳の男児をもつ市内在住の主婦は「保育園で流行り息子も感染した。口の中に水疱ができ、食べたいのに食べられないのが辛かった。手足口病は何種類もあると聞いているので今後も油断できない」と話す。

 区健康づくり課には手足口病について病院から報告がきているが、区民からの問い合わせはないという。市は「現在は市のホームページ上のみで注意を呼びかけているが、状況に応じて、新たな手段での周知を図っていきたい」としている。

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