集中して練習 横浜市立中学校総合体育大会サッカー競技の部が7月6日から24日にかけて市内各地で開催され、領家中学校が激戦を勝ち抜き、初優勝を飾った。市内158校が出場した同大会は県中学校総合体育大会の横浜地区予選会を兼ねており、同校を含む市内12校が県大会に出場した。
市大会で同校は3回戦から登場。すすき野戦を3対0で勝利すると、あかね台戦を2対1、泉区対決となった中和田戦を1対0と接戦で勝ち上がり、準々決勝で強豪の桐蔭学園と対戦した。桐蔭戦は主力に負傷者が出たが、逆転に次ぐ逆転で3対2で勝つと、準決勝の奈良戦も3対2で下した。決勝の戸塚戦も先制される展開だったが、3対1で逆転勝利を飾った。
顧問の安江茂樹教諭は「どれも厳しい試合で、接戦で逆転という試合が多く、選手がよくがんばった。みんな感情を表に出し、やられた後のリアクションがよかった」と選手たちを労った。小笠原健斗キャプテン(3年)は「練習でやっていることが出せたのでよかった」と市大会優勝を振り返った。
同校サッカー部員は60人。1日2時間弱と練習時間が限られるなか「集中しなきゃ試合で出せない。いい雰囲気でやれている」と安江教諭は話す。ほかに2人の顧問とゴールキーパーコーチ、卒業生や地域住民らの支えもあり、控えチームの選手も成長できるよう、試合で活躍できるようにと練習を重ねてきた。
なお、同校を含む市内12校が南足柄市体育センターほかで7月28日から8月2日に開催された県大会に出場。同校は初戦の生田戦(川崎4位)は3対2で勝利したが、2戦目の寒川東戦は0対1で惜敗した。
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