泉区版 掲載号:2013年11月21日号
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御霊神社の保存会 南相馬に御輿寄贈 3年ぶりに例祭復活へ

綿津見神社を訪れた保存会のメンバー(上)。奥に見えるのが元々あった神社の基礎部分(下) 写真=中嶋さん提供
綿津見神社を訪れた保存会のメンバー(上)。奥に見えるのが元々あった神社の基礎部分(下) 写真=中嶋さん提供
 御霊神社御輿(みこし)保存会(小山英夫会長)は11月8日、東日本大震災の津波被害で神社の基礎部分のみを残して流失した福島・南相馬の綿津見(わたつみ)神社に御輿1基を寄贈した。同神社は毎年4月第4日曜日に例祭を開催しており、3年ぶりの祭りで活用される予定だ。

 中田地区の住民ら約150人が所属している同保存会では、御霊神社に使われていない御輿が1基あるため「被災地で役立つのなら」と神奈川県神社庁を通じ、寄贈先を探していた。

 南相馬を訪れたメンバー8人は8日の午前5時30分に出発し、御輿を載せたトラックを約7時間かけて走らせ、同市原町区の萱浜行政区にある同神社を訪れた。同会メンバーの中嶋孝さんによると現地には「何もない」状態だったという。

 付近は杉の木や立ち木がまばらにあるだけの一面野原で、神社は基礎の石が残っているのみ。「行ってみなければわからない」ことを目の当たりにした。

 同行政区では東日本大震災による大津波で77人の死者・行方不明者を出しており、慰霊碑が2月に建立された。社殿は仮設で、ここで相馬胤道(たねみち)宮司により寄贈した御輿を清める神事等が執り行われた。

 同神社の例祭では、御輿が約1・5Km離れた太平洋沿岸までを練り歩き、浜下りをして海水を振りかけ海の安全と集落全体の安全を祈願している。同神社で伝承されてきた重要な神事の一つだ。

 相馬宮司は例祭が復活するためには御輿が必要と考え、福島県神社庁を通じて御輿の寄贈を依頼していた。

 南相馬は市域の一部が福島第一原発の20Km圏内で事故による避難指示解除準備区域等にかかる。若年層の多くは避難しており、中嶋さんは同神社の周辺には子どもが3人しかいないと聞いたという。

 寄贈した御輿は同神社の社殿が仮設のため、近くの集会場に収められた。御輿を担ぐための棒がないため、来年の例祭に向けて同神社側が準備を進めていく。

 相馬宮司は「御輿があれば例祭ができる。担ぎ手がどれだけ戻ってきてくれるか」と話しており、同神社の例祭復活とともに、南相馬に住民が戻り活気づくことを期待している。

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