飯田北小学校(武藤牧子校長)で3月15日、児童による同校として最後の発表会「ありがとう飯田北の会」(閉校の会)が開催された。「35年の歴史をビックスマイルで未来につなごう」をスローガンに、児童が教職員や保護者らに、合唱等で感謝の気持ちを伝えた。
武藤校長は「(同校は)ビックスマイルを合言葉にしてきた。父母や祖父母に同校や前身の分校の卒業生がいて、地域の人が作り、大切にしてきた学校。一人ひとりの笑顔、歌声で、一生懸命な気持ちを伝えよう」とあいさつした。
同校の歴史を振り返る「タイムスリップ」では、中和田、上飯田、いちょうの各小学校等の北分校だったこと、ミニバスチームが全国大会に出場したことなどが映像で示された。
同校出身者へのインタビューでは、卒業生で現PTA会長の伊東宏信さんと同書記の石井由美さんが登壇。当時は3〜4クラスで、給食の揚げパンが好きだったこと、現在も体育館にある卒業制作を行ったことなど、児童の質問に答えた。
児童全員が1年間の思い出を書いた紙を笑顔で持つ「最後のビックスマイル」も披露された。
児童が合唱5曲を披露し、最後に校歌を歌いだすと、「私たちも歌いましょう」と、保護者や卒業生が立ち上がり、一緒になって歌う姿が見られた。
最大で約2千人の児童数がいた同校は2013年8月27日現在、7クラス168人と児童数が減少。同様のいちょう小学校を吸収し、4月に飯田北いちょう小学校が新たに誕生する。
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