中田小 児童がパンを考案 共働舎と連携し完成
中田小学校4年4組と中田西の障害福祉サービス事業所「共働舎」が初の共同プロジェクトとして1年をかけ考案したパンがこのほど完成し、3月21日の同所イベントで販売された。
児童が考えたのは「みんなにねがう、しあわせパン」で、乳製品を使わず誰でも口にでき、よつ葉の形で分けて食べやすくするなど工夫した。
同小は同事業所とパン作りなどで20年以上の交流があり、「4年生が20歳の時まで販売しているパン」を目指し、総合学習の一環で同小側が提案。児童は小麦刈り体験や生地作りを行い、同所の障害があるスタッフも講師として参加した。
イベントでは店頭販売や宣伝を児童が実施。大きな声で呼びかけた井上健進君は「障害のある人も当たり前に暮らせる中田にという思いを込めた。一緒に作ってくれた共働舎の方にも感謝したい」と話した。
「10年後も残っていることが目標」と同所の鈴木康介事業支援係長は話しており、ロングセラーを目指していく。
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