奉仕団体、横浜泉ロータリークラブ(上原敏博会長)がこのほど、ソメイヨシノの苗木18本を市に寄贈した。4月11日には市資源循環局神明台処分地(池の谷)にあるスポーツ広場で桜の植樹祭を行い、同クラブメンバーや市関係者らが参加した。
同クラブによる桜の寄贈は環境保全委員会が中心となり実現したもので、苗木10本を贈り植樹した一昨年に続き2回目。市域の緑の減少に歯止めをかけ、緑豊かな横浜を次世代に継承することを目的とした、市の「横浜みどりアップ計画」の一環として行われた。
今回の寄贈で同クラブによる寄贈は28本となり、スポーツ広場の芝地を囲うように約10メートル間隔で配置された。上原会長は「大変すばらしい本数で、これが成長し、いつの日か桜並木となり、お花見ができる場になれば」と桜の成長に期待した。
同委員会の田代孝造副委員長は「3月18日の春一番の猛烈な風の中で植えた木が、今日見たらしっかりしていたのでほっとした」と話すとともに、西端望委員長の「あと数年もすれば満開の桜が咲く。区民の憩いの場、スポーツの場として発展してほしい。ロータリークラブの活動が少しでも多くの市民に知ってもらえれば」というメッセージを読み上げた。
同クラブの寄贈に対し、下村直泉区長は「3月29日のイベントでここに来たとき、お子さんの野球やサッカーの拠点となる場所に桜がきれいに咲いていて、区民の安らぎ、お花見の経典としての役割を果たしていると思った。28本の寄贈はとてもありがたく感謝している。これからもロータリークラブと連携し、地域の活動を行っていきたい」と謝辞を述べた。
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