新橋町の神明社で６月30日、夏越大祓式が行われ、神社周辺地区の氏子らが茅の輪くぐりを実施。日々の生活の中で犯した半年分の罪穢れを祓い清め、心身とも本来の姿に立ち返ることを願った。
大祓式は古来より６月30日（夏越の祓）と12月31日（年越の祓）に全国の神社で行われている伝統行事。同神社では10年前から茅の輪をつくり、氏子らが参列している。
茅（かや）で作られた「茅の輪」には疾病を祓い除ける力があり、氏子の家族は栄えることができると言い伝えられている。
参列者は人の形に切り抜いた白紙「形代（人形・ひとがた）」に氏名と年齢を書くとともに、撫でて息を吹きかけたものを持参。疾病の流行しやすい夏を前に病魔に負けない力を授かろうと、茅の輪を左まわり、右まわり、左まわりと八の字に３回通って穢れを祓い、心身が清浄になることを祈願した＝写真。
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