泉区を拠点に活動するシニアソフトボールチーム、横浜マイティーズ(出口恵三代表、松本研二監督)が6月下旬から7月上旬に横浜市内で開催された、第28回全日本シニアソフトボール大会の神奈川県予選で優勝し、昨年に続く連覇を果たした。
同チームは初戦のドリーム葛輪(相模原)を10-0、2戦目の相模原アリーナ(同)を6-0といずれも0封で快勝したが、準決勝の愛甲クラブ(愛甲)戦は2点先取される苦しい展開に。5回に1点返すも、その裏に1点取られ、6回に3点挙げて逆転しても裏に1点取られて同点という接戦となった。延長タイブレークで2点取り、裏の反撃を1点に抑え、6-5で接戦をものにした。
続く決勝は三度、相模原勢との対決に。相模原タートルとの頂上決戦は0-2の劣勢からで、3回に3点取って逆転したが、裏に2点取られる展開に。5回に2点取って再逆転し、5-4で何とか逃げ切った。
県大会はエースの岩本清投手が全試合を投げ抜き、出口代表は「エースの力」と岩本選手を評価し、松本監督は「最後まで何が起こるかわからない。諦めない姿勢」が奏功したと振り返る。同チームが年間3つある全国大会を目指す中、最も厳しい戦いを制した。
中でも、今春開催された関東大会の強豪・塩山戦(山梨)で、最終回に0-1から逆転したことで、より自信がついたと、チーム関係者は口々にする。
全国大会は9月26日〜29日、岐阜県下呂市で都道府県代表など48チームが出場して開催。シニア大会の出場資格は60歳以上で、同チーム在籍45人中、22人が登録された。
過去の全国大会ではレベルの高さを痛感しているという松本監督らは「年取って勝負にこだわる機会。みんなと行ける最高の楽しみ。どのチームも(全国大会出場を)目標にしている。年配者なのでミスもあるが、ミスしたときにどう切り替えられるか。神奈川の代表として、一試合でも多く戦い、優勝を目指したい」と抱負を話した。
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