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人工口笛奏者として、施設訪問1500回を数える 南田 是和(なんだこれわ)さん(本名 矢島 久吉) 上飯田町在住 79歳

掲載号:2014年9月4日号

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口笛の音色を届け

 ○…自作した人工口笛補助具「笛ナンデス」を使い、区内外の高齢者施設で童謡等を披露し続け10年。施設の利用者らと「共に楽しみながら」の精神で続けてきた慰問演奏会が、8月21日の訪問で1500回を数えた。「定年後に始めたことがまさかここまで続くとは。皆が楽しんでくれるから続けてこられた」と屈託のない笑顔で話す。

 ○…長野県出身。冬は友人と竹でソリを作り、車道で滑った思い出も。「子どもの頃からモノを作るのが好きだった」。就職を機に東京へ。酒屋に住み込みで働き、長女が誕生した31歳のとき上飯田町へ。「当時は相鉄線もない時代。戸塚からバスが出ていたが、道が込んで移動に時間がかかった」と苦笑いで話す。職を失う危機もあったが、趣味のアマチュア無線仲間に仕事を紹介してもらい、70歳まで運送やバス送迎を務めた。「人に救われてきた、恵まれた人生」と自らを評する。

 ○…大型二種免許を取得し、退職後は社会福祉協議会の運転ボランティアで病院などを訪問。「空いた時間に何かできないか」と考え、30年ほど前に指笛をヒントに発明した口笛を思い出す。プラスチックを唇の形に火であぶった人工口笛を手に汲沢の地域ケアプラザに話を持ちかけ、1年間で技術や話術を磨いた。人づてに広まり、次第に道具は丸みを帯びた様々なものへ。ハサミや洗濯バサミで音を奏でる姿を見た人の「なんだこれは」の言葉が芸名の由来だ。「利用者の方は私が来れば歌えると思ってくれる」。同じ目線に立って掛け合いを楽しむ。

 ○…年に2度、泉公会堂で娘の禎子さんとコンサートを行う。「譜面が読めないからよく叱られる」と言うが、親子共演の話には思わず頬がほころぶ。趣味のスポーツ吹き矢は3段を所持し、県大会で優勝する腕前。地区センターで指導するなど、活発な日々を送る。「ギネスブック登録」という密かな夢を胸に、2000の大台を目指す。

田近淳 司法書士事務所

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