中川地区社協 ライフサポート隊発足へ 来春の事業開始めざす
中川地区社会福祉協議会(石田五十六会長)は、ごみ出しや庭木の伐採など、高齢者が日々の暮らし中で感じるちょっとした困りごとを支援する新規事業「ライフサポート隊」の発足に向け検討を進めている。
同会は「ご近所で支え合う街づくり」を合言葉に、多世代で見守り・支援活動を実施している。新規事業は、今後ますます進行する高齢化に対し、地域として早めに体制を整えることが目的だ。同地区の65歳以上の割合は現在約21パーセント。これが、2020年には27パーセントを超えると予測されている。一人暮らし高齢者や老々介護世帯の増加も懸念材料の1つだ。
想定している活動は庭木の手入れや草取り、蛍光灯の取り替え、粗大ごみの搬出など。石田会長は「暮らしの中のちょっとしたことで、行政による対応が難しいケースに対し、地域の支え合いで解決できれば」と話す。
隊員を募集中
中川地区社協ではこれに伴い、地域のボランティアを募集中。少なくとも15人程度のスタッフが必要と試算しているが、各町内に1つの支え合いグループを作ることが理想的として広く参加を呼びかけている。現在依頼は受け付けておらず、来春の事業開始に向け運営方法などを検討している。ボランティア応募は中川地区社協事務局長【電話】045・811・4198、新橋地域ケアプラザ【電話】045・813・3877。
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