式典で挨拶する鈴木正明理事長
社会福祉法人開く会（鈴木正明理事長）による新たな障害福祉サービス事業所「ファールニエンテ」（和泉町１０１１の１）がこのほど完成し、11月15日に関係者らを招いたオープニングセレモニーが開かれた。
「ファールニエンテ」は農業とガーデン管理、ピザや生パスタなどのイタリア料理の提供、パンと菓子の製造・販売を行う障害福祉サービス事業所。建物には、ベーカリーとレストランが併設されており、食事や買い物を楽しむこともできる。
事業所としては障害がある人と雇用契約を結び、製造・販売に携わる就労継続支援Ａ型事業、農業とガーデン管理の仕事を行う同Ｂ型事業、そしてレストランや農業への就労を目ざす就労移行支援事業の３つを行っていく。
開所式には区役所、区社協、近隣自治会や工事関係者などおよそ50人が出席。事業所の完成を祝った。式典で挨拶に立った鈴木正明理事長は「ファールニエンテはイタリア語でなにもしないという意味。誰もが互いに認め、そこにいることができる空間という想いを込めた。買い物はもちろん、散歩のついででも福祉相談でも構わない。地域の方々にどんどん中に入ってきて、人との関わりを持てる場所になれば」と述べた。セレモニー後は、早速店内で自家製小麦を使ったパンなどが振舞われ、出席者たちからは笑顔がこぼれた。
社会福祉法人開く会は共働舎、はたらき本舗、ショップはなむら、グループホームウィズを区内で運営。このほか上倉田、下倉田、新橋の地域ケアプラザと倉田コミュニティハウスの指定管理者でもある。
泉区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
