和泉中央地区社会福祉協議会(村山節子会長)が運営するサロン「いこいの家」は、同地区内を対象に、75歳以上への見守り活動として12月から防災グッズの配布を始める。これを契機に、定期訪問へ繋げる狙いがある。
区内唯一の常設サロンである「いこいの家」は、いつでも誰でも気軽に立ち寄れる場所として、同地区の住民に利用されている。
町内会ごとで差はあるものの、高齢化率は高い地域。見守りが必要と村山会長が提案し、準備を進めてきた。「一人暮らしの高齢者を対象にする民生委員のカバーしきれないところを」と、対象を【1】二人暮らしの人【2】家族と同居するも、日中は一人暮らしになる人--に決め、いずれも75歳以上を条件とした。
希望者はいこいの家に連絡し、ボランティアが防災グッズを手に訪問する。中身はマスクや水をはじめ、非常時に必要な7点が備蓄。消費期限のあるものや電池などの消耗品は、点検も兼ねて数カ月に一度訪問し、様子を伺う。
村山会長は「これから先暮らしやすい町を今作っていきたいし、その暮らしを後継者へ引き継いでいきたい。防災グッズ配布はそのきっかけづくり」と話した。
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