相鉄が販売する乗車券、通称「ゆめきぼ切符」の販売が好調だ。ゆめが丘駅では1月8日現在で販売数が1800枚を超え、昨年比約800枚の増。今年で10年目となる恒例イベントだが、今年は相鉄キャラクターの「そうにゃん」人気もあってか例年以上の反響があるという。
相鉄沿線の認知向上と活性化を目指し、2005年に始まった「ゆめきぼ切符」の販売。いずみ野線のゆめが丘駅と本線の希望ヶ丘駅の両駅を結ぶ硬券乗車券は、券面が「ゆめが丘→希望ヶ丘」「希望ヶ丘→ゆめが丘」となっていることから「ゆめ」と「希望」を持つ縁起物として、毎年、志望校合格祈願のお守りとして受験生を中心に人気を集めている。10年目となる今回は、昨年12月25日に販売をスタート。担当者によると「初日の早朝から50セットを買い求める連絡があるなど、例年に比べて売り上げ好調」だという。
同社が売り上げ好調の理由の1つして考えているのが、「オリジナル絵馬」と相鉄のキャラクター「そうにゃん」ピンバッジがセットになったプレゼントだ。大願成就と書かれた絵馬に「そうにゃん」をモチーフにしたバッジがつけられている仕様で、ピンを外すと、矢が的の真ん中に的中するイラストが現れるデザイン。両駅には絵馬掛けも設置され、キャンペーン期間終了後は寒川神社でお焚き上げする予定。
このプレゼントは今年の3月31日までの販売期間中に相鉄線のゆめが丘駅、希望ヶ丘駅、または通信販売で「ゆめきぼ乗車券」を購入した人に先着順で進呈。各駅限定5000セット、合計1万セットで追加生産は行われない。
ゆめきぼ切符は大人270円、小児140円。購入する駅によって券面表示が異なる。このほか、切符を入れて持ち歩くことができる「ゆめきぼホルダー」(税込300円)も発売中。石井正道駅長は「夢と希望の気持ちを相鉄から発信できれば。おめでたいアイテムで沿線地域を元気に、そして活気あるまちにしていきたい」と話した。
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