神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
泉区版 公開:2015年2月5日 エリアトップへ

予防は「生きがいをもつこと」 板東院長が認知症語る

社会

公開:2015年2月5日

  • LINE
  • hatena
参加者に説明する板東氏
参加者に説明する板東氏

 ばんどうクリニック(和泉町)の板東邦秋院長による健康講演会が1月29日、下和泉地域ケアプラザで開かれた。同氏は認知症や脳卒中を専門とするほか、日本アンチエイジング学会の専門医として、老化を抑える理想的な生活を指導している。

 下和泉地区は4人に1人が65歳以上の高齢者が占める状況で、約半数近くは自覚症状を訴え、家事や買い物などの日常生活に支障を感じている人も少なくないという。高齢者が健康に暮らすために何かできないかと同地区社会福祉協議会(鈴木昭次郎会長)が昨年始め、今回で2度目の開催。

 認知症や生活習慣病を予防して健康長寿を獲得するアンチエイジングをテーマにした講演では、日常生活に制限のない期間とされる健康寿命の重要性を指摘。阻害要因として生活習慣病
やロコモティブ・シンドロームを挙げ、適切な老化のために今できる食生活の改善や軽運動を解説した。

 認知症について話が及ぶと、50人を超える参加者は、スクリーンに映し出されたデータを食い入るように眺め、関心の高さがうかがえた。年々増える認知症は、可能性がある予備軍を含めると約800万人。根源治療はなく、進行を遅らせる薬しかないのが現状だ。

板東氏は、「認知症は人に必要とされていないと感じた時が危険で、楽しいと思う生きがいをもつことが大事」と呼びかけた。
 

泉区版のローカルニュース最新6

横浜紙ペン 脱炭素PRに

四季の会

横浜紙ペン 脱炭素PRに

緑区役所が1000本

3月28日

参加企業を募集

泉火災予防協会

参加企業を募集

「地域貢献しませんか」

3月28日

県最大の献血ルーム開所

横浜駅東口スカイビル

県最大の献血ルーム開所

空港ラウンジをイメージ

3月28日

4月1日開院に向け式典

ゆめが丘総合病院

4月1日開院に向け式典

住民向け内覧会も実施

3月28日

親子で横浜体験

親子で横浜体験

宮ノマエストロ

3月28日

4月から「泉区版」は「戸塚区・泉区版」となります

【Web限定記事】タウンニュース社からのお知らせ

4月から「泉区版」は「戸塚区・泉区版」となります

3月28日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook