泉区災害ボランティア連絡会(西ヶ谷保秀会長)による災害ボランティアセンター運営シミュレーション訓練が2月7日、中川地区センターで開かれた。
災害時に開設される「ボランティアセンター」についての活動理解と、発災時にボランティアの受け入れからコーディネートまでの流れを円滑に行うことができるようにすることが目的。
この日は中川地域を中心に、緑園、新橋の自治会町内会、地区社協、民亊協の関係者らおよそ70人が参加した。
スクリーンを使って発災時の体制について学んだあとは参加者が「被災地に活動に来たボランティア」と想定してのシミュレーション。参加者たちの多くが団体の代表者らであることから発災時には、ボランティアと派遣依頼の「つなぎ役」として期待されている。あらかじめ逆の立場を経験することで、実際の運営時の参考となる「気づき」を見出すことも、この訓練の趣旨の1つ。参加者たちはグループに分かれてボランティア登録から活動までの流れを学んだ。訓練を終え、西ヶ谷会長は「自然災害等はいつ発生するか分らない。その意味で普段からの備えが不可欠。今後、より多くの区民のみなさんに訓練に参加してもらえるよう、地域を変えて実施していくことも検討したい」と話した。
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