泉区版 掲載号:2015年2月26日号 エリアトップへ

車椅子バスケのU-23代表選手として活躍する 古澤 拓也さん 横浜修悠館高校3年 

掲載号:2015年2月26日号

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五輪の主役目指す

 ○…体育館を縦横無尽に走り回り、激しくぶつかり合うさまは格闘技のよう。初めて出会ったのは6年前の中学1年。今では全日本ジュニア選抜(U-23)に選ばれ、所属する「横浜ドリーマー」では、最年少ながら司令塔としてチームを牽引し、年上メンバーにも臆することなく指示を出す。「車椅子のスピード感やバスケの能力、どちらも10割ずつ必要なところが魅力的」と笑顔で話す。

 ○…家にいるより外が好きで、木登りや野球に明け暮れた幼少時代。先天性の二分脊椎症で、車椅子を使うようになったのは中学1年の時。それでもスポーツへの熱は冷めず、障害者スポーツ文化センター「ラポール」で開かれていた体験教室でバスケットと出会う。「激しい接触も楽しかった」と、すぐさま現チームの門を叩く。高校進学まではテニスも習っていたが「仲間とプレーするチームスポーツが好き」と、バスケ一本に。「疲れることも楽しかった」と、週に3〜5日あるチーム練習で車椅子操作やバスケットの技術を先輩に教わり、リーグ戦で経験を積んだ。中学3年からは関東選抜に選ばれ、2012年のジュニア選抜大会はMVP、昨夏の同大会ではベスト5に選ばれた。

 ○…持ち味はドリブルからゴール下へ切れ込んでのシュート。高校入学後は日本代表として国際試合が増えたが、リーチが長く、身体能力が高い海外選手には通用しなかった。世界との差を感じ、ダンベルでの手首強化や朝食を重要視し、当たり負けしない身体作りに励む。試合のDVDで相手の癖を見つける研究も、負けん気の強さから。「動きを予測することで自分のプレーの幅が広がる」

 ○…4月からは大学に進学し、スポーツ科学を専攻する。「学んでおいて損はない」と、知識を深め、選手としての幅も広げる。「チームの上位リーグ進出と、日本代表として東京五輪の出場枠を勝ち取りたい」。一つひとつ夢を実現させていく。

田近淳 司法書士事務所

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