ボランティア団体同士の連携と活動紹介を目的とした交流会が3月14日、泉ふれあいホームで開かれた。主催のボランティアネットワーク(江尻哲二会長)には現在約90団体が加盟。高齢者、障害者、子育て支援など様ざまな活動を行っている。加盟団体は活動を対象分野で分け、定期的に情報交換をしているが、今回は年に一度の全体交流会。会場には発表と体験・展示の2ブースが設けられた。
実演コーナーには健康体操普及グループや認知症への理解を深めてもらう活動を展開する「キャラバンメイト」、読み聞かせのグループなどが登場。日頃の活動を発表した。
体験コーナーでひと際人気を集めていたのは「いずみ布おもちゃグループ」=写真。同会は社協主催の手芸講習会の参加者から、要請を受けて誕生。子どもや高齢者、障害者らを対象に、会が作成した布おもちゃの貸出を行っている。踏むと音がなる「押し笛マット」「さかな釣り」「すごろく」などその数50種類80点。利用者の評判も上々だ。この日は先着30人にマスコットの製作体験を実施。あっという間に定員に達し、子どもから大人まで象やいちごの作品づくりに没頭していた。江尻会長は「イベントを通し、顔なじみを増やして部会の壁を超えた連携につながれば」と話した。
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