こどもの国開園50周年記念式典が5月28日、同園皇太子記念館で行われ、天皇、皇后両陛下が出席された。
こどもの国は、両陛下のご成婚を記念して全国から寄せられたお祝い金をもとに、開園。「こどものための施設を」という両陛下のご希望から、自然と親しめる青少年の健全育成のための施設として機能してきた。
式典で天皇陛下は、「自然に恵まれた遊びの広場として、多くの子どもたちに愛され、ここで育まれた経験が、子どもたちの人生を豊かにしていくことを願い、お祝いの言葉といたします」とあいさつされた。
開会の辞では、同園の佐々木典夫理事長が「開園以来の入園者数は4100万人を超え、3世代でご利用いただくことも増えてきた。自然環境を重視する運営方針をしっかりと受け継ぎ、さらに充実・発展させていきたい」と語った。また、子ども代表として横浜市立奈良小学校6年生の三浦正翔君と竹野鈴奈さんが祝辞を述べたほか、町田市立鶴川第二小学校の児童による合唱も披露された。
式典を振り返り、「とても緊張した」と話す三浦君と竹野さん。祝辞で、竹野さんが同園にしだれ桜を植えた話しをしたことから、両陛下は2人に「木を植えてくれてありがとう」と、声をかけたという。式典後は、牧場の牛舎も視察された。
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