花を育てながら登下校中の児童を見守る「緑園子ども見守りプロジェクト」が2年目を迎えた。6月25日には、緑園西小学校でセレモニーと花の植え付けが行われ、同校と緑園東小学校の3年生約150人と地域の関係者らが参加した。
この活動は緑園地区活性化委員会(長谷川幹夫委員長)が昨年から始めたもので、市内では青葉区に次いで2番目。登下校の時間帯に花の手入れや世話をすることで、地域住民が児童を見守る機会を作る。児童にとっても、日ごろから自分たちを見守ってくれる地域の大人や今回ともにプロジェクトに参加した他校の児童とつながりを持ち、あいさつなどをするきっかけにもなっている。
セレモニーには、両校に通う児童が住んでいる緑園・名瀬・新橋・中川の連合自治会・町内会、泉区役所、警察署、相模鉄道株式会社、フェリス女学院大学などの関係者が出席。児童は学校長らから活動の主旨を聞いた後、花の植え付けに挑戦した。2、3人で協力しながら、鉢に3つの花の苗をバランスよく植えていった。苦戦する児童に地域の関係者が花の植え方を教える姿も至る所で見られた。児童は「難しかったけど、きれいにできた。楽しかった」と笑顔を見せていた。鉢植え約60個とまだ植えつけていない花の苗は同日中に各地域に配布された。
植え付けを終え、代表の児童が「地域の人が見守ってくれるおかげで、安心安全に登下校できるとわかりました。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と感謝の言葉を地域関係者に贈った。
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