下和泉と富士見ヶ丘地区を対象にした「泉区災害ボランティアセンターのシミュレーション訓練」が7月4日、下和泉地区センターで開かれた。この日は自治会・町内会の役員らおよそ70人が参加。被災地に活動に来たボランティアの立場になり会場に設けられたブースを回り、受付から求人マッチング、資機材の借用など活動の流れを学んだ。
災害時は、自らの備えや応急対応である「自助」に加え、隣近所や自治会町内会などの「共助」を機能させることが求められる。特に、地元では手に負えない場合には各地からボランティアの派遣を要請し、それを速やかに受け入れ、ニーズとマッチングさせることがカギとなる。ボランティア連絡会は、有事の際にこうした活動の中心となる人たちで、活動への理解を進めることなどが訓練の目的。参加者たちはボランティアセンターと被災地や被災者の関連などについても説明を受けた。
同連絡会の大貫芳夫代表は「今回の訓練は、ボランティアを受け入れる際の流れを確認するもの。こうした知識を多くの人が持っていることで、災害時の連携が円滑にできるのでは。また地域の人が集まることで横のつながりも深まると思う。今後も各地にご協力頂きながら区内を回り、広げていきたい」と話した。
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