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泉区版 公開:2015年7月16日 エリアトップへ

泉区サッカー連盟の会長を務める 伊藤 清春さん 上飯田町在住 68歳

公開:2015年7月16日

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「スポーツは人を幸せにする」

 ○…横浜市泉区と仙台市泉区の小学生選抜チームによる交流サッカー大会を目前に控える。毎年交互に行き来し、試合だけでなく時にはホームステイも企画し交流を深める。今年の開催地は昨年オープンした「かもめパーク」。「県サッカー協会の配慮もあり、セリエAのチームと同じ人工芝で試合ができる。子どもたちにとって良い機会」と笑みをこぼす。

 ○…連盟は今年20周年の節目を迎える。2年前、会長に就任してから、育成年代である小学部の強化活動に力を入れている。区内15チームすべてから代表選手を集め、県トップチームのコーチの指導が受けられる機会を設けている。技術や戦術を学ぶことはもちろんだが、目指すのは自主自律、自己管理ができる、人間力の高い子に育てること。「フェア・ベスト・リスペクト、この3つの心が大切。これは普段の生活、生き方にもつながること」と熱く語る。

 ○…自身がサッカーを始めたのは中学の時。高校時代に家庭の事情で一時中断した時期もあったが、大学で再開。キャプテンも務めた。その後教員になり、県立旭高校サッカー部を創部4年でインターハイベスト8にまで導いた。当時はグラウンドがなく、練習には開通前の保土ヶ谷バイパスを利用。自作の道具でグラウンドを作った。選手の意識を変えるため、雑誌に載っていた強豪校の写真を見せ、「先生の話を聞く姿勢」を教えるところから始めたと、当時のことをまとめた分厚い冊子をめくりながら懐かしげに語る。

 ○…今でも2つのチームに所属し、フットサルにも毎週参加している。「監督だったことは自分からは話してないんだけど、孫が『サッカーやろう』と誘ってくれることもある」と照れくさそうに話す。スポーツは人を幸せにし、社会を豊かにするためにあると強調する。「この間のW杯だってそう。なでしこが頑張る姿に元気づけられた。私たちもそうでありたい」

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