岡津町の松本敏裕さん、亮平さんが8月10日(月)から16日(日)まで西区のサブウェイギャラリーMで開く初の親子絵画展に向けて準備を進めている。50点以上という作品も概ね決まり、現在は展示方法などに思いを巡らせる。
元美術教員で、美大非常勤講師の敏裕さんと会社員の亮平さん。両者とも仕事の合間を縫って、自宅のアトリエで制作活動に取り組んでいる。敏裕さんのモチーフは風景や人物。一方、亮平さんは動物の空想絵画に取り組んでいる。異なるモチーフではあるものの、空間の表現方法など絵画技法の基本部分に関しては共通する面が多く、互いに刺激し合う日々だという。
親子展開催のきっかけは、敏裕さんが地元で作品展の会場を探していた所、たまたまいい会場が見つかったこと。「1人ではもったいないから誘ってみた」と敏裕さん。ちょうど個展形式の発表を考えていた亮平さんがそれに応える形となった。本格的に制作に取り組み始めて4、5年という亮平さん。もともと、動物や昆虫に興味があり、大学では生命科学の分野でヒトの遺伝子やタンパク質の構造研究をしていたこともあり、頭の中に広がる生命の物語が表現のテーマだ。
作品展の見どころを聞くと、敏裕さんは「陶板の染付など、新しい表現」、亮平さんは「ことわざをモチーフにした約40メートルの絵巻物」と話す。
会場はみなとみらい線みなとみらい駅改札口から徒歩1分。時間は午前10時半(初日は午後1時)から午後6時半まで(最終日は4時)まで。問い合わせは松本さん【電話】045・812・5386。
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