地球温暖化・ヒートアイランド現象抑止のための取り組みとして、泉区役所が開催した「目にも涼しく!緑のカーテンコンテスト」の受賞者・団体が発表され、10月14日、区役所で個人部門の表彰式が行われた。
同コンテストは2008年度から開催されており、今回は昨年を上回る37作品の応募があった。個人部門では、松本秀夫さんの「最上階 西日さえぎる欲張りカーテン」、八山光弘さんの「ゴーヤの屋根」、金井秀子さんの「今年は順調に完成!!緑のカーテン」、矢澤清久さんの「おいしい牛乳のために!」、會川慶子さんの「今年の夏も」の5作品が入賞。団体部門では、鳩の森愛の詩あすなろ保育園の「涼しいテラスに赤ちゃん達もごきげん」、ひなた山第二自治会の「涼!さわやか!我が自治会館」、資源循環局泉事務所の「緑のカーテンで3R夢(スリム)な暮らしを…」の3作品が選ばれた。
この取り組みは区庁舎でも行われており、表彰式会場の窓からも緑色の蔦と季節外れのアサガオの花を見ることができた。下村区長は「応募作品は創意工夫が凝らされ、完成度の高いものばかり。活動が地域の中でさらに広がっていけば」とあいさつし、受賞者に賞状と記念品を手渡した。
結実の喜びも
ゴーヤの他、キュウリやパッションフルーツを育てたという松本さんは「西日が強いので暑さ対策に7年ほど前から挑戦しています。しっかりと実もなりました。今は家の中で来年に向けて育てています」と写真を手に語った。幅10mの大きなカーテンに挑戦した會川さんは「大変だったのは土づくりとネット張り。一人でやったので苦労しましたが、どんどん成長して、2階のベランダからゴーヤを収穫できるほどになりました」と振り返った。団体部門の表彰は今月中にそれぞれの施設で実施される。
きょう22日から応募された全作品の写真が中田駅と立場駅の区民ギャラリー2カ所に分けて展示される。11月4日(水)まで。
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