電動車椅子サッカーチーム「横浜クラッカーズ」の選手たちが10月29日、人権学習会の講師として上飯田小学校を訪れ、同校の5・6年生と交流した。
この日のテーマは「私のとっての電動車椅子サッカー」。選手たちは歩行ができないなどの障害があるが「自分にもできるスポーツがあることを知り、世界が広がった」「練習会に参加したことをきっかけに目標ができ、今は日本代表入りをめざしている」「人とのつながりが生まれ、自分が成長し、今では生きがい」など、それぞれが競技に取り組むきっかけとなったエピソードを披露。誰もが自分が目指す夢に向かって懸命に努力する事で見えてくるものがあることを訴えた。
途中、シュートやパスなど実際のプレーを披露する場面では、その見事なボールコントロールに児童たちから拍手が送られていた。
電動車椅子サッカーは、車椅子の先端に取り付けた「フットガード」と呼ばれるバーで直径32・5cmのボールをコントロールしながらプレーする。性別制限はなく、身体障害者手帳を持ち、5歳以上で電動車椅子の操作ができれば参加できる。現在、全国でおよそ40チームが競技として取り組んでいるという。
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