神奈川中央交通株式会社戸塚営業所(上飯田町)敷地内で、テロ災害対策消防訓練が11月12日に行われた。
訓練には泉消防署のほか、警察署、神奈川中央交通(株)、国際親善総合病院が参加。今年6月に新幹線内で起きた事件をモデルに、バスロータリーに停車中のバス車内にガソリンがまかれ、火災が発生、負傷者が多数発生した設定で進められた。まず、バスの職員が119番通報や乗客の避難誘導を実施。駆けつけた消防隊の消火、救急隊と病院による救護の後、パトカーの先導のもと、軽度の負傷者をバスで搬送するまでの流れを確認した。
神奈川中央交通(株)の鳥海敏克所長は「今後、国内でサミットやW杯、オリンピック・パラリンピックが開催されることで、テロが起きる可能性がないとは言い切れない。路線バスで負傷者を病院へ運ぶといった形で有事の際にも地域に協力できるよう訓練を重ねていく」と話していた。
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