泉区地域協議会(北原勉会長)は12月3日、区役所が行う自主企画事業についての評価をとりまとめ、下村区長に意見書を手渡した。内容は、発展や工夫が必要なものもあるが「概ね良好」という評価だった。
地域協議会は、地域課題へのきめ細やかな対応と区民目線の提言や提案を区政運営に生かすことなどを目的に2009年度から始まった枠組み。会を構成する委員は、区内12地区の経営委員会から2人ずつが選出されている。
今回の評価対象は、区が行う自主企画事業の内、防災対策、子育て支援、健康づくりの3つ。自主企画事業費は、区役所が独自に企画し執行するもので、区の個性や地域特性を考慮した取り組みが求められる。委員たちは今年10月から担当課等へのヒアリングを行い、事業の検証を進めてきた。
広報などが今後の課題
評価結果は「おおむね良好」というものだったが、3事業ともに共通していた提言は、情報発信と区民への周知に対する工夫だった。下村区長に意見書を提出した北原会長は「今年度は提言と提案に重点を置いた。どれも必要かつ重要な取り組みだが、事業を広く区民に知らせることやボランティアへの支援などが今後の課題」と述べた。これに対し下村区長は「区民目線の示唆に富んだご意見ありがとうございます。区役所としてはこれを真摯に受け止め、皆さまに成果としてご報告できるようにしていきたい」と話した。
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