ひな祭りの時期に合わせ、泉区民文化センターテアトルフォンテのギャラリーで「吊るし雛アート」による作品展が開かれている。入場無料。
メンバーたちが日ごろコツコツと作りためたものを展示することから、年々数が増えている。幅7・3m、奥行き14・8mの会場は、空間はもちろん、床や壁に至るまで作品が飾り付けられ、その数は当のメンバーたちも把握しきれていないほどだという。
吊るし雛には、子どもたちの健やかな成長を願う気持ちが込められている。飾りは、干支をモチーフにしたものから花やひょうたん、毬、鳥といった定番ものまでひとつひとつが異なり、古着などを使った色合いの妙が一層、美しさを引き立てる。それぞれはおよそ7〜8cm程度の小さなものだが、1本の紐に10個以上の飾りがつけられ、それらをまとめて大きな輪に付けて飾る。それが集まったのがこの作品展で、迫力も満点だ。展示初日となった1月28日には、開場直後から多くの人が訪れた。中には、作品脇に腰かけて昔懐かしそうに見つめる人やひなまつりの歌を口ずさむ人の姿もあった。展示は2月7日(日)まで。開場は午前10時から午後5時。
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